仕事のできる人が実施している記録の重要性
こんにちは、tasukuです!
みなさん作業をしている際に、
『次なにやるんだっけ?』
『前どうやったっけ?』
などと思うことがあると思います。
私も昔は記録を残さず自分の記憶に頼って作業をしています。そのせいか作業工程を忘れて仕事が滞ります。
『何か良い手はないかなあ』と考えていたとき、研究室の先輩に記録を取ることを勧められました。
教えてもらった”記録を残す利点”について書きたいと思います。
記録を残す利点
記録を残すことは、
➀脳の使用領域の維持
②情報劣化の防止
の利点があります。
脳の使用領域の維持
脳みそを情報記憶のために使用するのではなく、情報から思考するために使うということです。
人間の記憶力には限界があります。
個人的なことを言うと、僕は最近集中していると様々なことを覚えていられなくなります。しかし、忘れる訳にもいかないため作業に集中できなくなるという悪循環が起きています。
そこで、記録を取ることで脳を記憶するという作業から会報し、作業に集中させることができます。
情報劣化の防止
記録を残すことで意図的に消去しない限り劣化しない情報に昇華させることができます。
記録を取らず頭の中にのみ情報を置いておくと、忘れていくため情報の信頼性がどんどん低下していきます。
”どこで・誰が・いつ・どのように”といった非常に重要な情報を自分の手で消さないためにも記録を残し、情報の信頼性を保つ必要があります。
記録を残し始めてから
先輩に記録することを教えられたのは、大学4年時の研究活動のときでした。
研究室では物理学の実験を行っていたため、何をどのようにどのような状態で行ったのかが非常に重要でした。
理系の大学生なら一番はじめに”ログ(記録)を残すこと”を徹底的に指導されるのではないでしょうか。(私の研究室では指導はされませんでしたが…)
実験を行うものにとって記録を残すということは、
- 実験が適切な状態で行われたか
- 実験の手順に問題は無かったか
- 実験の結果に信頼性があるか
などを証明することになります。
実験結果では”再現性”が非常に重要になります。
どれだけ実験結果が良くても記録が残っておらず、再現ができないのならば意味が無いと言っても過言ではありません。
先輩の指導によって、記録を残すことで”自分は正しいことをしている証明”であると気づけたのは非常に大きかったです。
終わりに
●記録を残すことで作業により集中できる
●記録によって情報を劣化させずに保存することができる
皆さんも作業効率化のために記録をとって見てください!それでは!!!